紆余曲折

いろいろあった。

Oh My Soldier

 class名とかmethod名とかのせいで各単語の頭文字を大文字にしがち。

 

 今週は別部署のPC納品の尻ぬぐいで軽い出張があり、部長と小1時間ほどダラダラ話しながら社用車(レクサス)で現地に赴いた。レクサスの座り心地は良かったけれど、車の臭いにやられて車酔い気味になった。消臭のやつ取り付けてほしい。

 部長に限らないことだが、弊社の人間は2人きりになるとやたらに他の社員の評価を聞いてくる。入社半年は気を使って無難&無難な回答をしていたが、最近は一部の社員の無能さが目立つので遠慮無しに言うようにしている。道中では営業部の営業資料の出来の酷さを部長に報告しつつ愚痴を吐いていた。

 ひとしきり人物評価を話した後、部長は「社会人には2種類の人間がいる。」とアメリカンジョークばりの前置きをしつつ語りかけてきた。「兵隊とそうじゃないやつの2種類いて、うちの会社は兵隊タイプが多い」。曰く、兵隊社員は命令されたこと以外は絶対にやらないので、自分で殻を破ることが無いと言う。社長含め管理職の人間は、そういった兵隊社員が多い弊社の現状を嘆いているようだった。管理職側にも責任はあるだろ、と内心ツッコんでいたので、「そういう人材ばっかり採用しているせいじゃないですか」と軽めに刺しといた。

 兵隊も存在自体は悪くは無くて、与えられた任務をそつなくこなす人間は組織には不可欠である。比率の問題であろう。それに弊社には確かに兵隊タイプは多いが、それ以前にぼくの目から見ると与えられた命令すらこなせない兵隊も何人かいる。弊社の場合はまずそいつらをどうにかすればいいのではなかろうか。管理職は大変そうだ。

 

 兵隊になるかそうならないかは仕事の好き嫌いもあると思うが、生き方に因るだろう。プライベート重視の人は仕事を「与えられた命令をこなす時間」と捉えるだろうし、「好きなことして生きていく」タイプの人は様々な仕事にチャレンジしていく。フレデリック・ラングブリッジの「二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。 一人は泥を見た。一人は星を見た。」というやつだ。ぼくは徐倫よろしく「星を見ていたい」。

 

 でもきっと兵隊もどこかで星を見ている。

 

別記。

ヤバいTシャツ屋さんの『ハッピーウェディング前ソング』にハマった。女性のボーカルの声質が良い。