紆余曲折

いろいろあった。

六月

 転職した。前の記事に何を書いたか全然覚えていないので、これまでの経緯を含めてざっと書く。先に言っておくとあんまり転職の参考にならないと思う。

 

 前職の話。IT系の人材育成のための研修センターに配属になった。情報系学部・研究科出身は全てこの部署に集められるようで、内定式・入社式で見つけた数少ない情報系出身の人間は皆同じ配属先だった。ちなみに前職の専攻割合は6~7割がバイオ系で2割が機械系、残りが情報系である。

ITのプロフェッショナルになるべく丸1年の間研鑽を積むわけだが、専門知識は研修後の本配属で植え付けるようで、研修内容は専らプレゼンの練習である。一応Adobeソフトやプログラミング言語を少しは触るが、それもプレゼンのネタ作りみたいなもので基本の動き(線の書き方やfor文とか)しか教わらない。要はいろいろなソフトの使い方をざっと教えるから何か作ってそれをプレゼンしてね、みたいな研修を毎日やっていた。文系も混じっているからこんな感じになるのは仕方がないが。

上長にキツイ旨を伝えたところ「今日はプレゼンやるかい?」と聞かれたので、根本的に解決できない問題だと悟り、退職に至る。企業で研究職になるには長い下積みがいるもんだ。研究したい人は大学に残ろうね。

前職では情報系は研修の後に企画提案に進む人が8割、研究開発に進む人が2割くらいである。それなら研修内容がこうなるのも納得ではある。大人しく自動運転システム作ってるような会社に行けば良かったのでは、と少しだけ思った。とりあえず先天的なものが原因でスーパーマンには決してなれないので、大企業には本当に向いてないという知見を得た。

 

 食欲不振や不眠症に喘いでいたので心療内科に行った。医者からは「多大なストレスが原因で、それは取り除かれた。1ヶ月くらいゆっくりすれば元通りになる。」と言われた。ニート期間へ突入である。

ゆっくりしてる期間中、流石に妻には怒られた。特に反論も無いので先方の肯定と謝罪しかしていない。10割ぼくが悪いよこれは。幸い離婚は免れた。

退職から2週間経ったあたりで就職活動を始めた。6月に入ったくらい。再就職の前知識なんてもちろん無いので、無料でリクルーターが付くリクルートに登録してサポートしてもらった。

入社2ヶ月で辞めた新卒ということで、リクルーターも最初に電話したときは凄く身構えていたが、30分くらい身の上話をすると人間認定されたのか、会話の中の冗談で笑ってくれるようになった。いろいろアドバイスを受けたが、大事なのは内定率が異常に低いということらしい。書類選考を母数とすると内定率は3%くらいとのこと。つまり100社に書類を送って面接を経て内定を貰えるのが3社らしい。単純計算33社に書類を送ることになる。

もちろんスキルや職歴がしっかりしていれば率は上がるだろう。しかし残念ながらぼくにはそんなものは無いので率はもっと下がる。悲しいなぁ。

そんなこんなで就活が始まったが、新卒と違って書類を送るのが楽である。テンプレに情報を記入するだけ。各社ごとに志望動機を考える必要が無く、1度記入すればあとは応募は1クリックである。こんなペーパーじゃそりゃあ内定率3%になるわ。

書類を送る生活3日目くらいで1ヒットした。2ヶ月で辞めた新卒のどこに惹かれたのだろうか。奇異な会社である。まぁこの奇異な会社に今度入社するわけだが。

書類が通過して1週間後に1次面接があった。開発部門の人たち(もし入社したら配属される部署の人)との面接だった。1時間くらい話して和やかに終了した。途中の質問で「弊社のホームページを見ましたか」と聞かれて「見てません」と答えたので落ちたと思った。

次の日リクルーターから1次合格の電話を受け、次週が最終面接との旨を伝えられた。この最終面接も無事にパスして内定、今に至る。並行してもう1社受けていたが、そちらはリクルーターが断ってくれるらしい。本当に楽だなぁ。

総括すると書類は1クリックで20社くらい応募して2社通った。面接は全部通った。ご縁があればゴミくずみたいな人材でもイケるものである。

 

 ちなみに待遇面は前職とほぼ変わらない。給料は同額で、休暇数も同じである。東京住みと福岡住みということを考えれば、実質待遇向上である。前職は純利益の率が少ないし、残業前提の給与設定みたいなところあるからそんなもんなのか。

いろいろ書いたがまた仕事が続かなかったらこの記事も笑いものである。次は続くといいね、ハム太郎